2009年7月12日(本部長通信602)
大会も無事終わりました

大会も無事終わりました。お疲れ様でした。菅野師範代を中心に大会は素晴らしい内容であったと思います。まさに、芸術です。素晴らしい現場スタッフを中心とした実績です。
殆んど、子供たちは喜んでいたのではないかと思います。残念なのは、子供だけを思うあまりの全体の進行を乱す発言と行動です。確かに課題は残ります。
しかし、前日と当日までに苦労を重ねたスタッフの姿を心に抱くと、どれほど自分を犠牲にして大会を推し進めてきたか心が痛むくらい、わかるので、どんな判定や指示があろうとも、この大会のスタッフの苦労に免じて許せる範囲であると思うのです。ましてや他の道場生ではないのです。
私の態度はバカと言われようが、どんな道場生や父兄に対しても、愛情を持って侍ります。自分が憎悪したら、自分の存在価値を失ってしまうと感じるのです。信じて指導して、だまされたって、自分の気持ちをごまかすことはできないのです。私が道場生や父兄を嫌えば、自分は苦痛を感じてしまうのです。この大会は勝負の大会ではなく、教育の大会なのです。今までの、培った心技体をぶつけるのです。
例え、あの人を信じれば騙されてしまうことは目に見えているとしても、騙され続けるのです。何をどのように言われようともそれを貫くのです。たとえ、裏切られても、騙されても、道場生と親を教育しようと思うのです。道場生の親といっても、私の子供みたいな年齢なのです。
私は、頭を抱えて、悲しくなるのです。そうです。私は間違っているのです。