2009年7月4日(本部長通信594)
極真武道家としての家庭像(8)

 今の手塚グループの課題は、会長の代身になってないことなのです。共同体や組合として手塚グループがあるということは間違いなのです。今、世界の手塚会長の代身をアラン師範が行っています。
 それは身を粉にしての活動ぶりです。原点は手塚グループを発展させることであり、その基盤を世界に揺るがないものにすることがモットーなのです。今回は一番の空手着を作ったり、あらゆる付属品を開発したりしています。
 しかし、日本では、会長の代わりに、日本全国飛び回って活動する人物は自分も含めていないのです。各々各道場がある意味でそれぞれの道場独自でやっていて、いつも手塚会長を迎える道場にはなっていないのです。
 どの道場でも会長を迎えることができる団体にならなければと思うのです。そうでなければ発展はありえないし、具体的な方針も会長から出発する組織が理想として挙げられるのです。会長に連結された道場を目指すことがこれからの課題であると認識すべきなのです。