2009年7月3日(本部長通信593)
極真武道家としての家庭像(7)

 会長の考えていることを精査すると、極真会館を本来のあるべき極真会館にしたいということであるし、極真会館だけでなく、空手が本来の空手であるべきであるということです。つまりは、青少年の健全育成に一役担うのです。
極真ルールが世界の空手の大会で公平に審判できる内容であるということです。それゆえ、極真ルールが今後オリンピックのルールであるべきであり、ルールだけでなく、組織もオリンピックに出場できるためにも一元化すべきであるというのです。
 JKJOが子供用のルールを作り、JKJOルールとしているようですが、ある意味、極真ルールを応用しただけに過ぎず、とどのつまりは極真ルールなのです。このルールを編み出した極真会館の創始者に敬意を払うべきであって、その意義を念頭に置きながらルールと称してもらいたいものであります。
 極真ルールが前進的に発展して、促進できるポジションまで高めていかなければならないのも私達の主張するところです。
 その意味でも、しっかりした理念を持って、ぶれることなく正しい家庭人として前後左右上下均衡の取れた指導者として、あるいは師範として立っていくことが必要であると思うのです。