2009年7月2日(本部長通信592)
極真武道家としての家庭像(6)

 手塚会長の構想は、世界の極真メンバーが大家族を形成することなのです。毎年のように世界に出かけて行っては、家族理念の啓蒙をしてくるのです。それも、餃子を作ることを始めとして、英語も苦手なので、身振り手振りで表現してきます。
 私は、手塚グループに加盟して感じることは、緊張することもない自由な雰囲気です。どの会社組織でも首長にあるときは、こわばってしまうものですが、会長との会話は穏やかな雰囲気に囲まれてしまいます。
 会長との会話では自由と平和を満喫してしまうのです。話すといろいろな構想が生まれてきます。まさに夢物語の出舟なのです。理想を掲げて、私は実践してしまいます。会長は慌てて冷静になりましょうと話します。しかし、どちらかといえば冷静でないのは会長の方なのです。
 何故なら、私には冷静にと言いながら、本人は世界に出かけてしまうのです。私と話すときはもうすでに、モスクワに次の週に行くのだと結論なのです。私は最初に相談はするのですが、会長は決定してから話しかけてくるのです。