2009年6月27日(本部長通信587)
極真武道家としての家庭像(1)

 手塚会長は、極真手塚グループは、世界の道場生全員と家族としての絆を作りたいと良く話します。手塚会長の口癖で、極真の理想のパターンだと話します。会長は基本単位を家族に置くのです。なぜならば、全日本チャンピオンに多くの人たちが輝きました。しかし、そこからの発展はないと良く話します。それだけではなく、チャンピオンになったからその人の人生が狂ってしまった前例があまりにも多いと話すのです。
 そういう意味で、家族としての責任と実績を持った人が武人でなくてはならないというのです。手塚グループに加わるには、良き気持ちを持ち合わせた人であることは当然のことながら、家族を大切にする人でなくては加盟お断りなのです。
 手塚グループは三代のことを考えます。会長のようなお爺さんがいて、師範の立場のお父さんがいて、息子と娘の道場生がいると良く話されます。話を聞くと実に当たり前のことなのですが、実際世間はこのような考え方が崩れてきているような気がいたします。社会の基本秩序を家庭に置き、何事も結実していくところが核である家庭と説くのです。
 極真会館手塚グループは、全世界の1200万人道場生に向かって武道の行き着くところは、家族を大切にするところから始まりということが極真手塚グループの真髄であるのです。