2009年6月13日(本部長通信574)
家族(6)家族の歩みの大切さ
両親、我々夫婦、そして子供たち家族は歴史なのです。過去、現在、未来が凝結している存在です。私たちの武道は家族を維持し発展するためにあるのです。師範は極真空手と自分の家族を関連づけます。自分の家族を守り、より充実感を感じられる境地を生活の中で目指しているのです。
かつて、プロジェクトXというNHKの番組がありました。地上の星を探しての毎週のその道の隠れた人たちに脚光を浴びせての内容でした。中島みゆきの地上の星がテーマソングでかかっていましたが、風の中のスバル、砂の中の銀河とう文句で始まっていました。
地上にある星はもちろん、貫いて努力して達成した人にも与えられるべきものでしょうが、家族を築いて歩んだ人生こそ見出すことができると思うのです。人生の荒波を家族という船で航海しているのです。人間の心のふるさとは家族にあるということは師範が絶えず主張することです。
親父の兄弟の法事でその家で17代目の子孫であるという人の話がありました。長い年月の間家を守るということは大変だということの内容でした。地上の星は17代目に達しているこの家族にあるのだという主張は法事でしたが感動しました。