2009年6月10日(本部長通信571)
家族(3)道場の在り方を問う

 極真会館宮城県本部の運営が変わらない限り、師範を中心として活動し続けていくのです。本来あるべき道場の理想が実現するようになっているのです。すべては師範を中核として連結されていくのです。中心核である師範から1/2/3/4/5/6/7、の立場の人たちが同等の責任と実績と規範原則と価値を持っているのです。
 指導者と道場生が一体、師範とスタッフが一体、師範とご父兄が一体、道場生同士が一体、何を中心として一体化というならば極真空手を中心として一体であるのです。その意味では道場のすべての人が極真空手の価値の共有者なのです。
 道場とは一体何でしょうか。大山総裁から受け継いだ伝統のエキスを継承発展していくところなのです。すなわち、これから極真空手の理想を見出していけるように、教材としてあるのです。学ぶ場所が道場ということになります。
 どういう構造で学ぶかというと、対話であり融合であり、相対的な関係で学ぶのです。理由は、相対的関係ができると作用し運動が始まるのです。運動せずしては存続ができないのです。道場は師範を中心として、回るように組織されたのです。当然スタッフの中には、他の職場での価値観をそのまま道場に持ちんでしまっている人もいます。しかし、あらゆる批判、苦情、裁き、全てが消化できるまでは3年はかかると感じているのです。道場の先輩方は、その価値観を甘受し、次第に道場での魂の訓練へと導かれていくはずです。