2009年6月8日(本部長通信569)
家族(1)道場は人類の縮小モデル

 七十億の人類が地球上に居住する時代に入っています。その最小モデルは人間個人そのものですが、様々な人間模様を眺めるときに、中核としての標準装備は家族なのです。なぜなら、人間は三次元という時間と空間の中に存在しているのです。
 そこには必ず上下があり、左右が必要であり、前後があるのです。そこで自分の存在が確定されるのです。これが、地上に住む私たちの公式ということになるのです。つまり、家族において親子が上下であり、左右に夫婦が存在し、前後に兄弟姉妹と位置付けることは可能なのです。
 これによって、家族や地域社会や国家・世界を扱うのもこの公式を活用することが重要になってくるのです。私たちが上下をどのように正しく捉え、備えることができるのか、左右や前後をどのように扱えるのかが、様々な人間模様につながってくるのです。
 手塚グループの基本的理念は何度も表現していますが「家族」「対話」「自然」なのです。このテーマは人生を歩むにおいて、最大の指針になるし、私たちにとって迷ったら道程になるのです。師範の切り口はすべて「家族」「対話」「自然」から発する内容です。それ以外の切り口を持たないのです。しかし、貴重な宝はここにあるのです。