2009年5月27日(本部長通信557)
初夏の香りの中で(4)

 初夏の到来の中で、転機をもたらそうとするのです。私たちは繁栄のための努力をするのです。極真会館は今や世界中の尊敬と信頼を受けているのです。極真空手は非常に強力です。私たちの武道教育が希望の種とならん事を願っているのです。青少年たちの内側に燃えたぎる種子には、生命の印があるのです。
 青少年たちは、新しい生命を与えられているという希望を持っているのです。確かに極真空手の訓練途上ではまだ何者かが分かっていないのですが、修練が進めば進むほど、冷たい世間を乗り越えて、殻を打ち破って新しい芽を出していくのです。
 今の世界を見渡してみても、宗教が国家の限界を超えることができないのです。国際基準にはならないのです。しかし、極真空手は、世界を掌握する勢いがあるのです。国際基準を持っているということは、これ以上良い、これ以上高い、そしてこれ以上偉大な事は他にないのです。
 その意味では、新しい人間になるための神秘的な力が内在しているのです。極真精神によって古い自分に別れを告げて、新しい精神と道徳を身につけていくのです。極真空手をやっているからといって顔は変わらないのですが、その思想や心は変化していくのです。もちろん、肉体もたくましく変化するのです。