2009年5月26日(本部長通信556)
初夏の香りの中で(3)

 初夏は、あらゆる事への準備です。最近は畑の周りの木で用の足さない木の根っこを切断してきました。つまり、腐った木を切り離したのです。そして、役に立つ木々だけを残しました。残された木々は、柿の木であり、梅の木であり、イチジクの木であり、とても私たちの生活に役立つ木々ばかりなのです。すっかり果樹園のようになって、畑の周りは調和が取れた状態になりました。
 これらの木々も、今初夏をエンジョイしています。柿の実を実らせる準備をしているし、梅の実を実らせる準備をしているのです。イチジクは私にとって思い出の実で、毎年美味しくおやつのように木からもぎ取って食べた記憶があるのです。初夏が木々の雰囲気を自動的に変化させているのです。
 ところで、極真空手という木は、非常に強力で、すでに、偉大な樹であることが証明されているのです。この木は、北風にさらされてきたので、初夏のこの時早く成長するに違いないのです。
 私たちが、世間に武道精神を伝播するとき、この世界は、繁栄の社会の礎を築いていくのだと思うのです。私たちは、世界中の尊敬と信頼を受けていくのです。冷たい不況は追い払われて、温かい気候が私たちを包むに違いないのです。