2009年5月21日(本部長通信551)
東北大会5回目を迎えるにあたって(1)

 昨年の第四回目の東北大会は、国際交流大会の二回目でありました。大会の内容も充実して大会役員として奔走する責任者に対して敬意を表したいのです。昨年は300名の大会でした。参加選手の意識も高まるようになってきました。もちろん未熟な大会なのです。
 それでも、選手の力量の向上はもとより、地域に、極真空手の普及につながる内容になっているのです。不思議なことに、日本とアジア・ヨーロッパが極真空手によって結ばれた大会でした。このような事実は、極真会館宮城県本部を中心として、各他流派の先生方との協調と調和の場になったのです。大会を行う観点は、選手の日ごろの鍛錬の発表の場を準備するということに間違いないのです。
 しかしながら、それだけの観点ではないのです。選手のためであることは当然ながら、他の空手道場のためであり、地域社会に貢献するためであるということなのです。私たちの大会に関しての観点は理解するのには時間がかかります。ただ、私たちの主張する家族でありたいということでの大会であることは間違いないのです。それで大会責任者は、自分を酷使しながら大会に臨んだのでした。
 このような基準を立てるために、今までの師範を中心とする道場の歩みがあったのです。今回も宮城県総合体育館グランデーのメイン会場で行われるのです。私たちが社会に提示できる最大限の歩みをして勝利したいものです。