2009年4月28日(本部長通信528)
妻の姿


 今月に入って、千順さんの体調は余り思わしくないのです。とても心配です。未だに花粉症が続いているし、風邪で思うように動かないのです。
今の千順さんの家事の内容はすさまじいスケジュールをこなしています。朝は5時には起床です。子供たちへのチェックは徹底しています。朝は起床の怒鳴り声が全室やむことなく聞かされます。起きるまで続くので子供たちは我慢できず朝の夫を中心とするミーティングに集合です。一日のスケジュールを聞いて、進軍していく姿は、軍隊そのものです。その伝統を立てているのはまさしく、千順さんなのです。
下宿人と家族の食事の支度をし、8時までに親父のデーサービス準備をして老人ホームへ送りだします。さらに、母の趣味に付き合わされ、午前中は潰れてしまいます。
 その後、台所の後片付け、洗濯、買い物と夕方まで時間がかかります。この時間を短縮しなければならない時もあります。農作業です。畑の種まき、植え付けが始まると目が回るほど忙しくなります。
それでも、夕方からは、下宿人と家族の食事の支度に入ります。それが終って親父のデーサービスからの帰宅、子供と母親の迎え入れ、さらに夫の世話と一日が千年のような忙しさです
 七人家族と下宿人すべての切り盛りをしながら、今まで身体の調子も悪くなく過ごした期間でしたが、今年は勝手が違うようなのです。それでも気丈に動いている姿に、夫として頭が上がりません。
 さらに、自分の体調は気にせずに、夫の私の体調を最優先して、食事や睡眠とあらゆることでチェックです。私の妻は、身体は小さくとも、とてつもなく大きい人なのです。