2009年4月20日(本部長通信520)
高校三年の二女


 文誉が二女です。順香にいつも張り合うのです。絶対に負けを認めないし、勝ち気で勝負の人生を実践しています。子供たちの中では、長男、長女をいつも支配下に置こうとするのです。特に、高校に入学してからは、負けず嫌いが顕著に現れてきているのです。一年、二年と成績はクラスで首位を明け渡さない勢いです。理由は、公立高校への入試の失敗でした。悔しい思いが生き方として表れているのです。
 クラスでも、自分が中心になろうとするのです。音楽に関心があり、バンドも結成して、ボーカルを演じています。さらに、今まで無遅刻、無欠席で学校に通い続けています。それも、不思議に目標を持っているのです。幼児教育に携わりたいらしく、尚絅大学へ推薦入学を目指すということなのです。
 子供たちが大好きなので、空手の指導は生き生きしているのです。今高校三年になって、学校生活は充実そのもので、友達との関係もスムーズで何一つ親が要求するものはないのです。それでも、母親からはいつも大きな声で怒鳴られていますが、本人は全然気にも留めていないのです。
 雨の日は高校へ私が車で送っていくのですが、その時の娘の顔と娘との会話が私を幸せにしてくれます。空手の指導を頼んでも快く引き受けてくれる快さにまた父親としての感無量な気持が湧きあがってきます。ここまで二女との絆が築かれてきた人生に感激しています。