2009年4月17日(本部長通信517)
武道における教育論(7)知識教育、技術教育
社会に対するあらゆる知識を獲得しなければならないのも、私たちです。さらに、創造性つまり、創造能力を開発するための知識と技術を習得させなければならないのであり、必要な知識、学問を学ばせることです。おもに、自然を愛する科学が必要であることは間違いないのです。さらにそれ以外の関連分野、たとえば、政治であったあり経済など、社会、文化等に関する学問も相談に乗ってあげる必要もあるのです。
技術教育に関して、自然界に対する管理の直接的な技法としての教育ということになります。
上述した内容を踏まえての、武道教育ということになるのです。それは、まさに、体力の向上であり、自然界にたいする管理の主体者としての管理能力が武道を通じて学ぶ必要は当然なのです。
人間は既に、生まれる時から可能性を持っているのですが、これを現実的に発揮させるためにこのような管理教育が必要であるのです。当然何度も話さなければならないのですが、知識教育や技術教育は、心の教育と規範教育を併行させなければならないのです。これが本当の意味での均衡教育でなければならないと主張します。
このような均衡教育を通して、はじめて科学技術を良き方向に調節していくことができるし、環境問題や、核開発の脅威から逃れることができるのです。このような均衡された教育を通して、指導者の先生は師としての権威をしっかり持つことができるのです。