2009年4月5日(本部長通信505)
夫婦生活の実際と理念(7)
正直、実際に生活してみて感じることは、妻と調和しようとしてもなかなか調和できないのです。否定的に思っているわけではなく、本当にそうなのです。東京で過ごした二年間は努力に努力を重ねた二年間であったと思うのです。
なぜなら、家が違い、習慣が違い、礼節が違う男性と女性ですから、調和するはずがありません。ですから、合わせていく努力をしてこそ調和していくということになりました。
仕事面でいうならば、妻と喧嘩して家を出た時には、仕事はうまくはいかないし、やることなすことすべての運勢まで食ってしまうのです。しかし、調和して気持ちを良くして出発した時には、知恵と勇気を持ったかのように、順調にすべてをこなしてしまうのです。
夫婦喧嘩は今まで大きいのが二回、こまごまは一方的に妻の口の銃撃戦で破壊されました。私の怒った二回の喧嘩は、要求を通した愛でした。私が妻から愛を受けようとする輩ということになったのです。これは、妻の魚雷による航空母艦沈没状態になりました。
私の妻に対する愛は、愚鈍で間抜けな状態なのです。どのような状態でも意に介さないのです。我が家では粗大ゴミそのものなのです。妻を本当に愛するから、誰かが見ていようと意に介さないのです。誰が見ても意識しないそのような境地にある愛に至っているのです。決して映画の名場面ではないなと実感です。