2009年3月21日 (本部長通信490)
希望を願う師範(15)

 極真会館は国際空手道連盟極真会館であります。日本ではなく、国際なのです。日本人がいて、外国人が空手をやる場合、君は外国人だから空手をやる場合、日本に従えといった場合には大変なことになるのです。日本だけの空手という思想をもった場合、外国の人たちにいつの日かはやられてしまうというのです。数からもやられてしまのです。
 ある意味では、そのような考え方は、過去の考え方であって、その考え方は問題になってしまう時代圏なのです。グローバルスタンダードの発想が地球村を形成している時代にあって、日本中心の考え方をするならば、それは、めった打ちに、打ちのめされてしまうのです。それゆえ、国際空手道連盟であり、この基準において一つになるのです。
 それゆえ、国際空手道極真会館は人種を超えて、世界の人たちが混合し合いながら稽古をする姿は、歴史的に今までない美しさであるというのです。こういう主張を創始者は今まで実践したのであるから、今から10年20年たったとしても世界的団体として残ると思うのです。だから、世界が求めてやまない極真空手ということになるのです。
 したがって、極真精神はそう考えてみた場合、変わらないのです。結局変わらない、世界の人種が調和するというその基準が国際空手道連盟ということになるのです。絶対変わらない極真会館は世界の多くの道場生と、創始者と同じように、同じ形で行くのです。