本部長通信469 2009年2月28日

極真会館の理想(8)

 極真会館の改革に対して絶対的決意表明をしているのも手塚会長なのです。私と会長の最初の動機は極真会館を何とかしなければならないということでした。そして、そう決意をしたからには必ず行うという強い決意でありました。そこから、ロシアに指導に行くようになり、ボリス師範との絆が生まれ、ヨーロッパでは、会長が利用されながらも、決定的な世界をまとめる役割を持つアラン師範に出会ったのも、こういう出発をしたからなのです。
 手塚会長はこれからやるかもしれないと言ったのではなく、必ずやると宣言して、外国への啓蒙を続けたのであり、もうすでに二回に及んだ、ヨーロッパのサマーキャンプということになったのです。ではそのようにして、それを為そうとしているかでありますが、それは、「家族」「対話」「自然」という理念に基づいての発想でした。
 極真会館の新しい方向性がいわゆる三大理念なのです。本来の極真会館を形成する大切な理念として動いているのです。今までの私たちの歩みは、極真会館にまぎれもない、存在感というか、改まって言うならば、本来の指導権を立てていこうとするのです。これが私たちの着陸地なのです。
 最後まで歩んでみて、最後の勝利者として栄光を表すまで戦いは続くのです。