本部長通信462 2009年2月21日

極真会館の理想(1)

 今までの極真会館から、新しい極真会館への未来を望むことが、これからの私たちの課題であります。今回は「極真会館の理想」と題して記述していきたいと思います。極真会館の今までの歴史を繰り返すために師範はいるのではないということです。
 師範は、極真空手の理想をしっかり示すために道場を開いているのです。師範は、これからの極真空手の理想を道場生と分かち合うためにいるのであります。極真空手は青春の柱であり、希望であり、夢と理想でありました。そこには、今までの空手界の新しい試みに満ちているのです
 同じ空手を見るのにも、非常に違った観点から、様々な解釈を持って今まできたのであります。そして、極真空手を歩み続けた師範としては、師範の関心事が空手に関する解釈ではなく、極真空手の真髄はどのようにあらなければならないかということなのです。つまり、どうあれば本当の空手として確立するかであります。
 したがって、私たちが必要とするものは、新しい極真空手の考え方であります。空手そのものの本質を示すものであり、その内容は今までの考え方をはるか越えたところから生まれてくること間違いないのです。それゆえ、私たちが求めていくのは、極めて新しい内容になるのです。