本部長通信458 2009年2月14日

伝統の継承(4)

 道場生の皆さんが、伝統を受け継ぐ使命を持っているとともに、受け付いた伝統をまた築き上げなければならないのです。この観点から、道場生に教育と極真の理念を正しく一つの方向に固める教育制度が必要になってくるのです。
 今集まっている道場生は、みなこれから社会に巣立つ子供や青年たちがほとんどであります。まだ汚れていないのです。世間的に汚れていない素直な心を伸ばしてやるのも私たちの義務であります。
 新しい心構えを持ったその子供たちに、自信を与え、世間が称賛する男女になったとするならば、すべての、人たちの希望となることは間違いないのです。そのような未来の発展を夢みたい師範であります。
 師範の最高最大の願いは、間違いなく、極真会館の目的にかなった、人々の希望となる道場生を誕生させるのが夢なのです。