本部長通信457 2009年2月13日

伝統の継承(3)

 極真会館の新しい伝統とは、どういう風なものか検討してみたいと思います。もし、若き青年たちが、極真空手の本質に立ち向かっていったならば、目的に向かって行動するのに、命懸けの稽古になることは間違いないのです。
 こういう風に自分はなるという決意を持って臨むならば、その決意において毎日の生活をしていくようになるのです。それゆえ、その生活の背後には、新しい伝統が築かれるのに違いないのです。
 そのような道場生であればこそ、未来の極真会館に、新しい希望を抱くことができるのです。ここにおいて、極真会館が発展していくのは当然なことになるのです。明日を創り、道場を造り替えていこうとする決意に燃えてこそ、お互いの道場生の絆が強くなるのです。
 道場生が実践していく、土台の上で、その決意が深く、期間が長ければ、それは、滅びるのではないのです。大きく伸びて、一つの中心になる道として現れていくのは当然なことであります。