本部長通信456 2009年2月12日

伝統の継承(2)

 青年とは、まだ、社会に接していない一方向に向かっている時期であります。自分の熱い心の中で決めたものは、直ちに行動するそのよう時期なのです。だから、極真空手の教えられた内容を直ちに実行し自分を築こうというのが、青年であるということは言うまでもないのです。
 今の極真会館は、年寄りよりも青年を願うことになるというのが間違いないのです。ですから、これからの宮城県本部においても、青年たちを中心に出発すべきなのです。極真会館の伝統とは、どういう目的に向かっていくべきなのか、私たちははっきり知らなければならないのです。
私たちの目的は、まずもって、個人として心・技・体の確立であります。極真会館の前に、自分がどのような完成度を持っているかが問われるのです。家族の前に立つ自分の姿を一度検証してみなければならないのです。
 今の子供たちが、もうすこし年月が経つならば、極真会館の希望の中心として、尊ばれ、中核の使命を果たし、そればかりではなく、中心的な基準を立てるにふさわしい存在にならなければならないのです。