本部長通信454 2009年2月10日

師範の今後の希望(10) 師範の必要とする極真会館

 さて、極真会館は何であるかを検討しなければなりません。個人的には、空手修行において重要です。しかし、そればかりが、最終的な目的ではないのです。宮城県本部では師範の家庭を手段としています。その伝統を基盤として多くの人々がより集っているのです。
 師範が先頭を走るのは、宮城県本部だけではなく、日本の極真会館のためであり、世界の極真会館のためにあると思うのです。それゆえ、師範は闘士であり続けなければならないと思うのです。原則的に、宮城県本部だけの栄光を考えるのではなく世界の極真会館に影響を与えていかなければならないのです。それゆえに、ヨーロッパにもでかけ、今年は、アメリカ、アゼルバイジャン、ベルギーと予定が組まれているのです。
 宮城県本部が世界の極真会館と連結しなければ、希少価値がしぼんでしまうのです。師範は考えるのです。世界の極真会館のために、闘士となるならば、宮城県本部は保障されるのです。なぜならば、世界の極真メンバーが母国としての日本を信頼しているからなのです。
 絶えず、自分のことだけ考える組織になってはならないと考えるのです。宮城県本部が自分の組織だけに、捉われるようであっては先が見えているのです。世界のための極真でありたいのです。さらに、何度でも今回は表現しているのですが、極真の闘士を必要としているのです。