本部長通信429 2009年1月16日

師範の個人的な話(16)

 今日の指導は長町の県武道館であります。消防団の幹部会議が夕方からあるので、今日は、菊池先生、岩佐先生、そして私の娘、文誉の三人に任せて、消防団の幹部会議へと直行した。三人の指導者がクラスを別々にして、2時間近くの指導をしたことになる。
 その後、消防の幹部会議である。去年は宮城野区で400件近くの出火があったということで火の用心の啓蒙、ポンプ車における町内の巡回等、議題が絶えなかった。奉仕活動がいかに大切かをまた実感する今日であった。
 地域社会といかに歩調を合わせていくかが、極真会館の課題であり、気持を中心に地域社会に働きかけていかなければならないと痛感させられるのである。私たちの持つべき所有観念は、この地域を自分の地域として地域に根差すことである。確かに、いい加減に適当に生活することはできるが、何か地域のために奉仕するとうことは、地域を自分の地域として所有することなのであある。
 いつの間にか、消防団では、本部に上がり、いろいろな検討を始めるようになった。奉仕の世界では、立派でない人はなく、愚かな人はいないと実感する。私よりも、奉仕することにおいて心情的に熱い人たちの集まりである。