本部長通信419 2009年1月6日

師範の個人的な話(6)

 今日は、どうすることもできなくて、袋原内科の熊谷院長に診てもらうことにした。病院が開いてすぐに診てもらう。風邪との判断で点滴二本も午前中に注入された。最初の苦痛から解放されていくのがはっきり分かる。肉体が回復していくのがこれほど嬉しいものかと感謝に堪えない。
 帰宅途中、讃岐うどんを食べた。食欲がなかっただけに、あまり口には入らないが、押し込むように口に入れた。それから、横になりながら、韓国ドラマを見るのである。ソドヨンという百済の皇室の話で、国を立て直す密かに育った皇太子の話である。百済は技術力を重んじて形成していった国であることが描かれていた。
 日本はそこから流れてきたのがドラマの中からくみ取れた。その前に見た高句麗の建国のドラマを見ていたが、そこで百済の出発になる女性の姿が描かれていたが、何かしら、日本の神話の天照大御神のような国建てる女神のような気がした。
 肉体が思わしくない中、ソドヨンというドラマ54話、54時間連続して4日間観続けてしまうのである。皇帝としての真の姿はどのようなものなのか考えさせられるものがあった。まさに、愛の主人公、心情の主人公として登場していた。どのような場面でも、人々の心情を開放して皇帝になっていく姿を描いていたのである。人と和し、幸福の基を気づくドラマにまた感動してしまった。