本部長通信415 2009年1月2日

師範の個人的な話(2)

 二日目、我が家は3人兄弟なので昼に3家庭が父母を中心に集まった。元日より私の身体が、少し良いような気がするので無理して参加した。3兄弟一家膝を突き合わせて、妻が料理してくれたご馳走をみんなでおいしく食べた。子供たちはお年玉で裕福な気持であった。 
 兄弟達が帰った後、身体はやはり思うように動かないのである。横になってもつらいし、歩いてもだるい。さまざまに計画した行事をことごとくキャンセルして、ひとり部屋に横たわっていた。
 ところで、生活は、事情の連続であるとつくづく思った。事情が生活なのである。肉体が芳しくないという事情が自分の心の全体を覆った。私の生活が一向に改善されずに、気持の目的や持ち方など全然身についていないのである。
 自分の行動は気持ちを中心として、生活を広めていくことが重要視されてしまうのである。ここで一体どうしたらよいのかを更なる検討を始める。痛々しい身体を目の前において、どのように、生活として広めていくかをここでしっかり検討しなければならないと思えてくる。