本部長通信407 2008年12月25日

極真空手の幼児期における心の教育C

最終答申から見た空手道場(幼稚園・保育所)の役割
 子供たちのよりよい成長を目指して、どのような点に取り組んでいくかを具体的な期待感を持った言葉で表現している。家庭と連帯して、道徳性の芽生えを培うために、人として行けないことに気づかせ、善悪の判断の適切なかかわり、親に対しては施設内で、子供が発生させるサインを伝え、しつけが欠けている場合には、親に働きかけることを要望している。
 また施設内で自由な子供の遊びを放任しないこと、人間形成基盤を培う幼児期に自然体験や社会体験などの体験活動を積極的に取り入れることを提言している。最終答申の「心の教育」をどのように実践していくかをさらに検討すべきは私たちの役割である。
 さらに、家庭との連帯を重視し、親同士が交流する子育てサークル活動支援、子育て公開講座、嘱託医との相談機能の充実、親の保育活動への参加、未就園児の体験入園の機会などを持つように求めている。また育児不安が一般化している現状を考えれば講和やカウンセリング、子育て支援活動の実施は避けられない。