本部長通信403 2008年12月21日

黒帯M

 極真の最高の目的は、良き指導者である黒帯を育成することである。それゆえ、本部は、修練の象徴である。ここで、はっきり言うが、すべての道場にまつわる思考は、全体で相談して、師範を通しなさい。なぜならば、真実なところには、愛情が溢れていかなければならないし、生命が躍動していなければならない。
 さらに言う。師範を心配せず、各自の責任を果たすことを心配しよう。師範が死んでも倒れても、極真において正道においてのみ倒れれば、天地の運勢もその中にあるので、天地を凌駕することができると師範は思っている。
 誰も見ていないからと言って自分勝手にやれば、結局滅んでしまう。極真のために働くという態度を絶えず持って進まなければならない。さらに、師範は強調する。黒帯の行動の一挙手一投足には、練習というものがない。ゆえに、最高の深刻さを持たなければならない。