本部長通信398 2008年12月16日
黒帯H
師範は、指導者の一段階先に立って仕事をしている。黒帯として心掛けていかなければならないことは、師範のやっていることに関心を持つということである。師範が歩んだ記録を本部長通信で語っている。何度も何度も読み返しながら歩むことが、黒帯の次の生活目標になる。
黒帯の中には、古い観念で師範を見つめる人がいる。古い衣を脱がずして新しい衣を着ることができない様に、極真の新しい世界と新しい師範を見つめていくという信念を持ってほしい。そのための新しい衣である本部長通信を作った。
指導者の中には、難しいことや肉体の辛いことがあれば、何遍も言訳や、変わることができるが、師範は決して変わることができない。たとえ、師範の行く道に死が待ち受けていようとも行かなければならない運命である。
黒帯の中でも、師範は、有能な人を選んで用いる。その理由は、現実に戦って勝たねばならないからである。今師範の取っている作戦に、従ってくることを望む。無理なことを言っているのではない。今行かなければならないと師範は自分に言い聞かせている。
何故なら、今やらなくて過ごせば、もっと大きな苦労が今後待ち構えていると感じるからである。