本部長通信386 2008年12月4日

伝統C


 極真会館は、良き家族的つながりが主流思想である。そのための伝統である。道場を大切にできなくて何故に家族のつながりを深い絆で結ぶことができようか。風化して跡形もなくなってしまう関係でどうする。道場で習う礼儀作法と人間関係の妙味は、家族関係を絶対に確立させるようなものでなくてはならない。
 道場に来ると礼儀から始まる。この伝統を忘却してはならない。家族に立脚した伝統を道場で修練して確立しなさい。主流思想が道場にある。その根源は師範であることは間違いがない。
 極真の伝統は、家族を連結させるのに必要である。結果はおのが家族で責任を持て。展示品としての先輩たちがいるではないか。見習え。この極真の流れは、確かに世界に大河となって表れている。世界各国一千二百万人である。その流れの主流は自ずと知れた我がグループである。先頭の流れである。
 師範がどうあれ、師範が持つ生きた伝統を相続しなければならない。それが、極真の過去の延長であり、現在の集合体であり、未来への発射台となる。