本部長通信378 2008年11月26日

道場の作戦@


 師範は、愛情の引力をいかに補充するかを考えている。情緒が先立たなくては人がついてくることはあり得ない。愛情の磁石になれるか、道場生に、子供を生んで育てるほどの愛情を尽くせば問題ない。これが、道場の作戦になる。
 これから、大々的に仙台市内に極真空手の素晴らしさを宣布する。師範の体を爆発させて、新しい地域をひっくり返して、極真空手の伝統を建設する覚悟で取り組む。
 今、多くの家族の叫びが聞こえてくる。地域環境で私たちの子供たちを正しく育ててほしいと。これらの家族の声を聞くことができなければ道場の使命を果たすことはできない。その意味では、これから指導者は、新しい任地に対して、骨と肉が溶けてしまうほどの感性を持たなければならない。
 自分が任地を始めるのだと思ってはいけない。極真空手の天命を持って、師範の使いであるという通牒文を持って歩むべきである。指導者の任地での効果は、自分の精神的確立が四割、原則をしっかり立てていくことが三割、そして実践することが三割として表れる。
 さらに言う。理想を高くしようと思えば、先ず底辺から登っていかなければならない。底辺は結構汚い。自分を一番底辺において、三Kという立場よりも一番悲惨だと誰からも同情される立場で歩みなさい。師範はそのように実践している。