本部長通信373 2008年11月21日

実践C


 極真空手の修練は、天地のあらゆる精力を一つにかき集めて、顕現させる秘法を学ぶことである。だから、朝から稽古をして、身体を鍛錬させよう。この修練によって大きいことをするために冒険ははじまるのである。そのためには、稽古以外にない。師範と共にする以外にない。それも修練である。
 戦う時には、戦わない者を除いて、戦うものを用いていく。生命をかけて先頭に立つ者を願う。師範は、いつも命令できる人を探している。だから道場生は、よく考えてほしい。よく考える人でないと、大業はなせない。活動を前進させなければならない。だから、師範と行動を共にできるように自分を特殊化していかなければならない。
 極真会館宮城県本部は、もうここまで、基盤は造れた。ここまでもってくるのに、眠ることも、娯楽も、食事も、愛も、観光もすべて忘れて全力を尽くしてきた。師範が歩んできた極真空手の歩みは、稲妻のような突き抜ける魂そのものである。また、自分の心が落ち着かないところであったら、即座にその場から去った。だから、歓楽街にはいかない。極真空手と師範を一致させ、自分の心を結びつけて、正確な方向を決めて、一直線に努力を積み重ねてきた。今師範は自信があるかないか、自信がないところに発展はありえない。