本部長通信362 2008年11月10日

指導者E


 自分自身を一度振り返ってみよう。指導者として前進しているのか後退しているのか。そして、自らの道場環境を引っ張っているかチェックしよう。全体の道場の動きに絶えず関心を持とう。自分だけの環境だけに埋没してしまうと全体が見えなくなる。
 今、宮城県本部はどこ見向かっているのか、長期ではどうなのか。短期ではどうなのか。自分が置かれたポジションはどんな立場なのか、今自分はそのポジションをしっかりこなしているのか。あらゆる観点で検討しよう。もちろん、なすべきことが山ほどあるが、一つ一つ積み上げていくのである。塵も積もれば山となるである。
 何度も言うようであるが、全体で苦しい坂を登りつめているときに、師範を批判し、師範代を批判し、責任をもったものを批判した場合は、滅亡しかない。
この道場を師範が押し出していかなければならないし、打たねばならない時がある。そのまま放り投げていくわけにはいかないので、刀を取ってでも押し出さなければならない時がある。特に指導者の中で、人を嫌うものは許されない。汗を流しながら目標を果たしまで、指導者は責任をおろそかにできない。