本部長通信359 2008年11月7日

指導者B


 どんなに師範が困っていても道場生の世話にならないようにと言い聞かせている。道場生のために何もしてやれないのが悔しいというのが師範のスタンスである。確かに、今までの宮城県本部の歩みを見ると、師範は気がくるっているのではないかという歩みの伝統のみを残している。誰もしなかったことを率先してやっている。
 師範は昼夜働かなければならないと心に言い聞かせている。朝は早いし、夜は遅いし、一日が何故にこのように過ぎるのは早いのか恨めしくも思う。世の中が動き出す前に動き、世の中が終わってもまだ働いている。そんな快感はないと自負している。
 世の中の習慣性に引っ張られて、いつの間にか不要な排泄物にはなりたくないのである。
どうせなら、実って残る歴史的実体となりたいのである。
 そこで、師範は二つのタイプの人を望んでいるのである。第一は師範が呼んで、相談できる人であり、第二に師範が呼んで、命令できる人である。何故なら、先駆者が成功すれば従う者も勝利するからである。