本部長通信314 2008年9月23日

極真空手道


第二章  実体論

(一) 実体論とは
 実体に関するいろいろな規定性、共通性を扱っていこうとする(一般的概念)
「実体」の意味・・・・哲学においては「実体」には二つの意味がある。ひとつは形而上学的概念として、変化する現象の背後にありながら変わらない実体をいう。もうひとつは、人間意識から独立した客観的な実体をいい、自然の個物、又は物質がこれに属する。
 それゆえに、一般的な実体論では、第一原因はいかなる内容か、自然の事物は本質的に何であり、何故あるのか、どのように存在し、どのように運動するか等を扱うものとなっている。