本部長通信310 2008年9月19日

極真空手道


(2) ロゴス(理法)
 ロゴスは構想、考えと原則を意味する。すなわち理性と法則を意味するのである。つまり、ロゴスには、考えの側面と法則の側面がある。必然性の中にも自由性があり機械性のなかに目的性があろうとおもわれる。理法性は、人間生活においては、価値法則、すなわち、道徳、倫理としてあらわれる。極真空手道の精神はこのロゴスを基盤としていかなければならない。礼に始まり礼に終わる。この観点を忘れれば、ただの暴力に他ならない。