本部長通信309 2008年9月18日

極真空手道


(1) 愛情
 人間は、情的な衝動を愛として喜ぼうとする。喜ぼうとする衝動は抑制することはできない。喜びや感動が抑制しがたい衝動であるのは、不朽の名作であるあらゆる芸術によって表現されている。愛情は命よりも強いために、抑えがたい情的な力となって現れる。愛情は人格の核心になっており、根底に人間の知情意の諸機能が成立する基盤となっている。
 手塚グループは家族愛を基調としている。それはこの愛情の衝撃力によって家族が形成され、人間が家族として互いに関係を結ぼうとする力だからなのである。