本部長通信299 2008年9月8日

極真空手道


(5) ニーチェの権力意志
 ニーチェは宇宙を支配しているものは、盲目的意志ではなく、強大になろうとする意志,即ち権力意志であるといった。彼は、すべての既存の道徳を否定し、生命道徳を立て、生命、本能、肉体を主とする生活を強調した。このような思想に武道家は陥りがちになる思想である。地上最強の空手を唱える私たちにとってこのような罠にはまらない極真空手道の精神を歩まなければならないと心する。