本部長通信259 2008年7月30日

道場生に対する指導者の希望(18)


 親子教室の発案は、これから画期的なことになるのではないかと思うのです。親子の深い係わり合いを実践できる教室になるからです。親子がともに知ることができるのです。それは、家族とともに生きることなのです。極真空手は、親子の絆を深くさせ、親子の一体感を高め、最高の体験を味わうことになるのではないでしょうか。
 親子を見ていると、子供のために、親は何でも尽くして言っているのです。子供は親の保護の基に成長していくのです。親はその成長を見つめながら、愛の興奮のうちに生きるようになっているのであり、充実した感動を覚えるのです。
 普通一般で考えると、親子の絆を深く築かないがゆえに、酒やタバコ、最悪は薬など飲んで酔っ払うという不自然な技巧的に興奮を求めようとしてしまうのです。親子の本来の絆を求めていこうとすると、親子の愛情に酔うように存在するのです。
 その喜びの感覚に勝るものはないのです。親子の体の細胞は爆発して一つ一つが喜びで満ち溢れるようになっているのです。親子教室で、目も耳も鼻も口も手足も、すべてが喜びの喚起に満ち溢れるとするならば、親子の絆が新しい段階に入っていくではないかと思うのです。