本部長通信258 2008年7月29日

道場生に対する指導者の希望(17)


 親子教室を開催するにあたって、考えさせられることは、母親と子供、あるいは父親と子供が、極真空手を行うということは、どんなに素晴らしいことでしょうか。このことは、再び子供たちが、両親の生命に生きるということを意味するのです。
 子供たちが、両親の生命に生きるということは、いかなる喜びよりも勝る最高の喜びの表れです。親子教室の意味合いは、仲睦ましくある状態ですから、これほどよき教室はないのではないかと思うほどです。親子が顔と顔をあわせて、ともに極真空手を実践しながら、心と心を合わせていくのです。
 親子教室は究極の教室です。多くの家庭の場合、何かが起こって極真空手をさせようとするのですが、その場合極真空手を、子供の問題の治療の過程にするのですが、親子教室は偉大な生き方になるのです。
 それは、両親とともにある時間、両親とともにある空間、両親が子供たちの中で生きて生活の具現化は、すばらしくならざるを得ないと思います。両親と子供たちは、極真空手を媒介にして、焼き尽くすような親子の愛で満たされるのではないかと思うのです。