本部長通信256 2008年7月27日

道場生に対する指導者の希望(15)


 師範がちょうど、故郷に帰ってきたときでしたから、新たなる人生を出発する覚悟でした。そのとき、抱いた夢は、教育者でありたいということでした。また、社会的に地位の高い税理士を目指そうということでもあったのです。結局税理士は、大学院での税法三科目取得で修了し、それからの努力は、教育者としての道へ邁進する覚悟に変化していました。
 学校の先生を目指すことも視野にいれ、社会科の専修免許を取得することになったのでしたが、そのとき、一番町にあった安斎道場で師範代を任されていましたから、教育者とリンクして極真空手の指導者の道へとミッションは移っていったのでした。
 その後、そこでの指導が予想を上回る成果を挙げ4百名の道場に成長していったことに自信を得、人生の丘や谷間をさ迷い歩きながら、意を決して、総裁の地上最強の部分ではなく、青少年教育の教育者としての分野を担おうと思うようになったのでした。そして、ある日突然、試練をうけ、宮城野支部長として一からスタートということで、すべての魂を投入して、現在のミッションへ発展させてきたのでした。