本部長通信254 2008年7月25日

道場生に対する指導者の希望(13)


 師範は、いったいどう行動したのでしょうか。偉大な大山総裁の極真空手の正当な継承者として立ちたかったのです。宮城県本部長・師範の位置が、範囲は限定されますが、その地域において、大山総裁の継承者であり、地域限定でもっとも信頼を受ける立場であるのです。
 いわゆる、弟子ということで、人間社会において、親子のようなポジションであり近くて深い関係に他ならないのであります。一度この立場にたったならば、師である大山総裁のすべてを所有することになるのです。師のすべての歩み、喜び、すべての力、すべての能力と知恵と野心と欲望とは、それらすべてが師範のものになるのです。
 その意味で師大山総裁の継承を受けて、師が師範にこれらのすべての手続きとか、書類作成がなされ、師と弟子は自動的にひとつになったということなのです。その、仲介者が、手塚会長であるのです。このことは、誰にも奪われることがないのです、例え裁判に掛かろうが、正当に主張する事実になってしまったのです。