本部長通信246 2008年7月17日

道場生に対する指導者の希望(5)


 極真会館宮城県本部の場合、出発点は師範です。ゆえに、お互い分かち合って信頼関係が生まれてくるのであります。生命力が満ち溢れるのであり、お互い掲げた夢や理想がうまれてくるのであります。
 極真会館宮城県本部で尊いことであると感じてきていることが、指導者の口から語られることがしばしば見受けられるようになってきています。なにかしら、師範に似てきているのです。つまり、共鳴しあうような主体・対象の関係が生まれてきているのです。
 極真空手を追求するにおいて、道を究めるのですから、その道の絶対性を認識しようとするのです。相対的な価値観では力がわかないのです。極めることにおいて絶対であるという気持ちが必要なのです。さらに、この道を究めることが、普遍的であると思えることです。特殊なことを歩んでいるのではないのです。
 さらに、この道を究めるからには、唯一であるかのような気持ちも必要です、さらに、永遠性を自覚すべきです。むなしいことに投入しているわけではないのです。私たちの歩みは単なる幻想ではないのです。あくまでも現実なのです。