本部長通信242 2008年7月13日

道場生に対する師範の希望(1)


 師範としていろいろ考えさせえられています。師範と道場生の関係なのです。師範としては、道場生が最高かつ中心的位置を占めていることは紛れもない事実なのです。道場生と師範の関係に対する明確な理解と持つということは非常に重要なことだと思います。
 この師範と道場生の関係に関して、いろいろな道場ごとの関係を考察させていただきました。押忍の精神で北朝鮮の金日成体制のように、自由な言論の自由もない道場も見てまいりました。また、道場が不良の溜まり場になっていて、師範の目が行き届かないどころか、犯罪グループの一歩手前のような道場も見てまいりました。
 道場における師範と道場生の関係というものは、非常にその道場の理念そのものですから、この問題を完全に明確にしない限り、道場に対しする理解はそれ以上進まなくなってしまいます。
 この問題に対する解答を追及していくと、おもに二つの見方があると思うのです。
@ ひとつは、師範の立場からみるみかたであり、Aもうひとつは、道場生の側から見た立場であります。私たちがこの見解を追求し発展させていかなければならないと感じています。私たちの道場では本質的な意味において理解していこうとするのです。