本部長通信240 2008年7月11日

指導者が願う道(11)


 師範の道場が崩れていかないのは、ひとつに、家庭がまとまっているということです。
多くの偉人たちが、家庭的には苦労するケースが多いのですが、師範の場合はまともなのです。 多くの大業をなした偉大な人たちの歩みは、家庭を振り向かず、達成した感があるのですが、師範の場合は、家庭とともにあるのです。
 その上で、今極真会館宮城県本部を考察すると、司令官を助ける指揮官と軍隊が準備された状態になっているのです。師範代をはじめ教育に携わる責任者が内的位置を占め、新しい道場生を迎え入れる、活動部隊が外的位置を占めるにいたったのです。師範と師範代、それと運営部長が一致していったならばとんでもないことが起こります。
 今、新しい歴史を作り出そうとわくわくしています。この三年間の間に良識ある人たちと手に手をとりながら、武道教育の先鋒を行かなければならないと思うのです。これからの三年間は歴史に記憶されるようにしたいのです。