本部長通信236 2008年7月7日

指導者が願う道(7)


 指導者は常に、三つにおいて多くの人たちの目からチェックされているのだと思います。一つ目は、正しい技術と武道精神に立脚しているのかということであります。指導者は、実践して教えるのであって、実践もなしに教えるのであったら、通信教育だけでいいのであります。
指導者の正しい技術と武道精神は、まず、当たり前ですが、道場生より先に指導者が先に実践していなければならないし、指導者が先に実行できなかったら、教えることなど不可能なことになるのです。
二つ目は、人格の問題です。極真空手と精神の実体者にいかに完成させるかです。指導者であるから、誰の目にからも、引っかからない人格実体を目指さなければならないということです。指導者にたてば、それだけ批判にさらされるのです。
最後に、愛情の問題です。正義にたって、正当なことを教えて、命令するにおいて、愛情がなければ誰も、ついてこないのです。この3つがこれからの指導者としての判断の原点にたつのです。