本部長通信234 2008年7月5日

指導者が願う道(5)


師範は、道場生に負けないくらいがんばろうと思うのです。もう師範の年は、五十五歳になって、自衛隊の隊員でしたら退職しなければならない年齢ではあるのです。三〇代まで準備して、40代まであらゆるものを実践してみて、50代まで、完成したいとあらゆることを想定してがんばってきました。今師範が思うことは、人が滅びても道場が滅びても、極真空手は残さなければならないということです。
 だから、この一日が惜しいような気がするのです。今日という一日を努力しなかったら、すべてが吹っ飛んでしまうような気がするのです。今日というこの一日、一時間、一瞬が大切なのです。ある意味で真剣な問題なのです。