本部長通信228 2008年6月29日

創立七年目を迎えるにあたって(5)


 七年間の勝利的歩みは、手塚会長をはじめ、サポーターズの諸先生方の享受がなければ、何もできていないことでした。文字どおりゼロからの歩みでことごとくよき展開が図れたのは、奇跡的なことのなにものでもないと実感しております。
 それゆえ、この期間を超えるために、奇襲戦略の日々であったのです。そこで、師範に課した課題は、道場生の親になることでした。ですから、道場生をわが子同然に思える心を師範としていかに育てることができるかでありました。その結果、多くの道場生が集まり、環境と資金が調達され、一致した事情圏で指導者が活躍する舞台が造成されていったのでした。
 この期間は、師範が先頭に立って使命を担当し、すべての問題を師範代はじめ、多くのスタッフならびに諸先生方の享受を得ての戦いであったのでした。そして、この地域と向かい合うことができる道を作ることが最大の願いだったのです。
 この七年間を勝利的に通過させることによって、第二回目の七年間が次に出発すべきなのだと思います。ここで安心とかゆとりは持つ暇がないのです。これから何がはじまるかですが、各地域に、師範が戦った七年間の歩みが、各地域で展開されるということです。
 もうすでに、秋田の春日師範のところでは、急速に発展の兆しが見えています。さらに、新潟上越地区の田中師範は今年4月に研修に来て、すべての戦略と戦術、戦い方の内容を引き連れて、大きな発展を顕現させるべく戦っています。宮城県本部も次の七年間で、仙台市の五区、つまり、太白区、若林区、宮城野区、泉区、青葉区と、五人の師範が誕生する道を切り開いたことになります。