本部長通信222 2008年6月23日

何故極真空手を習うのか(20)


師範の道(3)
 師範とは、結構大変な立場であることがわかっていただけたと思います。道場生の全体の責任を持って、道場生の過ちも自分の責任として対処していくのです。宮城県本部のすべての責任を背負っていこうとするのです。
 使命としては、極真空手の精神の伝播であります。そのためにすべての重荷を自分に背負わせてもらいたいというのも師範の使命感であります。
 だから、師範たるものは、苦しいことがあっても苦しいという思いをすることすらできないと思うべきです。苦しいことといってもそれは、一生でしかないのです。長くて100年に過ぎないのです。この期間を克服することができないというのでは話にならないのです。
 自分を師範が誇ろうと思うことなど、いくら研究しても見出すことができないでいるのです。