本部長通信220 2008年6月22日

何故極真空手を習うのか(18)


師範の道(1)
 道場生を成長させようとする立場が師範のであります。成長させようとする子供たちに心情的に立つのも師範であります。師範は三十数年間極真空手を実践する道をたどり、極真空手の精神で再び、道場生を創り変えていこうとするのです。師範の極真空手の実践歴で持って、道場生を大きく成長させようとするのであります。
 ですから師範は、道場生に愛情をそそいて、従ってくるように願うわけです。道場生を見つめて、愛情を持ち続けてその一人の道場生まで、命をかけて成長させようとするのであります。そういう意味では、師範の道は道場生のために尽くす道なのです。
 このように師範の尽くす道によって、極真空手の精神が道場生に現れてくるのです。そこにおいて、師範は道場生の両親に認められるのであり、師範が一生懸命に指導することによって道場生の両親も頭が下がるようになるのです。それで、師範の心はいつまでたってもやすむことができないのです。このような内容が極真空手の根本精神なのです。