本部長通信218 2008年6月20日

何故極真空手を習うのか(16)


師範と道場生
師範の勝敗の原点はどこにあるかと表現しますと、長い間困難に打ち勝っていくことが自分の勝敗を決める内容になっているのです。師範も生涯極真空手を継続して、道場生にも指導するのは、道場でつらく思うといっても、わずかな期間であるということです。人生を考えても一世紀以内の生涯なのです。
だから、道場生として、今日一日、師範を喜ばせてくれるとしたら一生懸命に稽古してくれることです。ある程度、成長して、不平不満を感じて、移っていくとしたら師範から見て許されない不孝者であることは間違いありません。それは、いろいろな思いになることは十分わかります。そこでの私の心の対処がこれからの問題になるのです。